セル化したい教会のために

伝統的な教会をどの様にセルに移行するか?   牧師 石原良人


*これはあくまで石原個人のアイデアです。他にもたくさんの方法があるでしょう


1) 牧師の心構え

A ビジョンを明確化し、まとめる
その夢は量ではなく、質的なもので無ければならない。そうでないと人々は疲れる。
その夢を信頼できる人物から順番に分かち合う/教会の主だった人は重要。
夢は出きるだけ短い言葉でまとめる。皆が暗記するため。
次に教会で分かち合う/言葉だけでは分かってもらえないことを覚えておく。

B 目標を未来の居心地の良い、健康的、理想的な教会に置く
神のみこころの教会となるために、教会を離れる者があっても仕方ないという覚悟を持つ。
  するとほとんど失わない。失うことを恐れていると、失わなくても良いものまで失う。

神は真実な教会を作るために、掃除をされることを忘れないこと。

2) 牧師の必要

A 教会外のスポンサー
アドバイザーの必要/あなたの目標としている教会の牧師をアドバイザーに!
  相手は忙しいと思い遠慮してはならない/暇な人をアドバイザーにしても意味が無い。

もしいなければ、同時にセル化する教会の牧師仲間、祈りの友、相談役の必要。
  月に一回会って、分かち合い、祈り会を持つ。アドバイザーを持たずして、強い教会を
  作れる人はまれにしかいない。

B 教会内の協力者達
重要な人物はあなたの側にいるか?執事、長老、役員、その他重要な人物。

通常、燃えて協力しようとする集団、反対はしないし、協力的な集団、一歩距離を置く集団、
  反対する集団に分けられる。それが普通だ。

セル化する前は、人々の問題は隠されており、霊的に赤ちゃんのクリスチャンが多いので、
  思いがけない人が神の敵として隠れ潜んでいたことを発見する場合がある。この点で驚か
  ないこと。低い霊性を知識でごまかしている人が実際にいる。

3) 教会員をいかに波にのせるか?

世界を見ると、地域教会をセル化すること自体が聖霊の波に乗ることだと分かる。
自分の教会のセル化のタイミングをはかること。いつ/どの様にスタートするか?
慎重過ぎないこと。全体像と始め方だけ分かれば十分である。
ほとんどのことは、壁にぶつかりながら、主から答えをいただく。
始まりは池に小石を落とした時の様である。徐々に輪は外に広がっていく。最初に加わっ
  た人が変えられ、喜ぶのを見、その証しによって固い岩が崩れて行く。

A 起り得る不満
牧師はまた新しいことを始めた。さめた目でしばらく見学しよう、という感じ。

B 動機付け
おもだった人に、セルに関する本を読んでもらうか、テープを聞いてもらう。
モデルチャーチの見学(牧師一人で行かない)この人々が教会に宣伝してくれる。
教会に対しては、「皆さんのんびり入ってください」と言っておく。
教会に対して、深刻にならない。押し付けてはならない。
礼拝メッセージの中でセルの本質を少しずつ証しする。

4) どの様に始めるか?

牧師がグループに分けて、ある人をセルリーダーに任命して、さあセルを始めてください
  というようなやり方をしないこと。知識で教えたとしても、経験していなければ、分っていない
  のと同じである。

次の段階でセルリーダーにしたい人達を中心に、リーダーズセルを出来れば半年間持つ。
  主任牧師自身がセルリーダーを始めに経験すること。

入りたくても入れない人には、執り成してもらうこと。その気がない人に圧力をかけない。
  「教会のビジョンとしてセル化をスタートしますが、まあのんびり加わってくだされば結構
  です」などと言っておく。

最初の増殖は、教会メンバー内で行なっていく。伝統的な教会の中で、セル開拓を始める
  感覚。

増殖は地域性を考慮に入れながら、同世代、心を開きやすいグループを作って行くこと。
  家庭全体をセルグループにしょうとする場合、特に十代は親の前で心を開かないと考えた
  方が良いかもしれない。2〜3の家族でセルグループを形成しようとする場合も、十代は
  心を開きにくいので、彼らを中心としたセルを別に作ったほうが良いと思われる。

5) セレブレーションの準備

伝統的な礼拝をセレブレーション(祭典)化するまでには時間がかかる。

礼拝のセレブレーション化のために最も大切なことは、雰囲気作りである。

雰囲気は待っていても出来ない。行動を起こさなければならない。例えば、牧師は
  ネクタイを外す。棒立ちの説教からマイクを持って歩いて説教してみる。若者達には
  バンド作りのチャレンジをし、下手でもチャンスを与える。ワーシップソングの中にプレ
  イズを入れる。ETC…

流れる礼拝を!伝統的な礼拝は、ブチブチと流れを切ってしまうので、司会者は「次は
  誰です。〜です」と言わないこと。週報から順番を消すと良い。流れを切らないためには、
  奉仕者が前もって流れを理解し、自分の番になったらすぐに出て行くようにすること。

基本的にセレブレーションの流れは、プレイズ&ワーシップと生活の中で実践出来る
  ように適用したメッセージである。この二つの間に、司会者が祈り、報告、新来者歓迎、
  証し、献金等を導き説教者にバトンタッチする。この間も流れが切れない様に注意する。

  軽いBGMを流し続けることをお勧めする。ICBCでは、キーボードかピアノをいつも流し
  続けている。またメッセージに心が引き上げられるために、直前に2〜3曲ワーシップ
  ソングを歌う。

6) その他に注意したいこと

教会は神の栄光の表現、キリストのからだ、聖霊の住まいである。私達には何の権利もない。
セレブレーションもセル集会も油注ぎを求め、聖霊のリードに委ねることが一番重要だ。


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